| 要因は一つではない! |
「為替市場って」や「為替の値段はどうやって表示される」で説明した通り、為替取引は、相手との相対取引ですから、2者間が合意すればその価格が、為替レートとなります。また、モノの道理として、買いたい人が多ければ、値段は上がり、売りたい人が多ければ値段は下がることも自明のことです。
しかし、為替取引で利益を出すためには市場が上へ向かうのか下へ向かうのか予想しなければなりません。一つの方向へ動くとしばらくはその流れが継続するということも市場取引ではよくあることですが、多種多様な人が参加している外国為替市場で、他の参加者がどのような行動をとるかを予想することはかなり難しいことでもあります。
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| 「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」で為替市場を分析。 |
その予想をするために、一般に用いられるのが「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」です。
「ファンダメンタル分析」では、ファンダメンタル=各国の基本的な経済環境に注視して、為替市場を分析します。各種の経済情報やニュース、政府や中央銀行の発表する諸指標、また政府関係者の発言なども相場を動かします。
天災やテロ、戦争などの地政学的な要因も当然為替相場に大きく影響します。これらの基礎的な諸要因は一時的な影響で終わるのか、継続的な影響を及ぼすのかは発表直後では判断し辛い場合もありますが、発表や実際の出来事を受けてから事後的にアクションをとることができます。膨大な量の資料や情報に耳を傾け、いち早くニュースをキャッチする必要があり、大変な作業ですが、かつてのように高価な情報端末を持っていないと情報入手ができなかった時代もありましたが、現在はインターネットのお陰で誰でもほぼコストゼロで、必要な情報を入手することが可能となりました。
もう一つの「テクニカル分析」では、過去の値動きを描いたチャートを使い、過去のデータから将来を予測します。
トレンドライン、支持・抵抗線の水準など分析には少し専門的な知識が必要となりますが、関連の書籍やインターネットで学ぶこともできます。当サイトでは「プロチャート」の箇所で詳しく解説していますのでご覧ください。 |